阿良々木暦が直江津私立高校に通う二年目のある日、クラスの優等生である羽川翼と偶然出会う。会話を交わすうちに、羽川は衝撃的な噂を語り始める。それは、美しい金髪で凍りつくような冷たい瞳を持つ吸血鬼が町を徘徊しているというものだった。新しい友達ができて喜んだ暦はその噂を気にせず、気ままに夜を過ごす。しかし帰宅途中、地下鉄への階段に続く血痕を偶然発見する。好奇心に駆られてその恐ろしい血の跡を駅の奥へと辿っていく。血の元に辿り着いた時、彼を恐怖が襲う―あの噂の金髪の吸血鬼が、四肢を切断された状態で横たわっていたのだ。彼女が助けを求める声を聞き、暦は決断を迫られる。それは彼の人生を永遠に変える可能性を秘めた決断だった。【MAL Rewriteより】